山本周五郎賞一覧

山本周五郎賞 受賞作一覧|2000〜2025年【保存版】

本ページは、物語性に優れたフィクションに贈られる山本周五郎賞の受賞作を、2000年から2025年まで年別に整理した一覧です。紹介文はAmazonまたは出版社公式情報をもとに構成しています。

2000年(第13回)

『ぼっけえ、きょうてえ』(岩井志麻子) — 岡山の遊郭で虐げられた女郎が、自身の惨劇の人生を怪異譚として語り出す衝撃作。(出典:KADOKAWA公式)

2001年(第14回)

『五年の梅』(乙川優三郎) — 失意と静寂の中で生きる人々の矜持を、江戸の光と影の情景に重ねる珠玉の時代短篇集。(出典:新潮社公式)

『白い薔薇の淵まで』(中山可穂) — 書店で出会った二人の女性が、愛と破滅の果てに向かう情念の恋を描く。(出典:文藝春秋公式)

2002年(第15回)

『パレード』(吉田修一) — シェアハウスで暮らす若者たちの、平穏な日常に潜む孤独と歪みを描く青春群像劇。(出典:Amazon)

『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織) — 十人の女性の恋愛模様を描いた連作短篇集。淡く危うい感情が水面のように揺らぐ。(出典:集英社文庫公式)

2003年(第16回)

『覘き小平次』(京極夏彦) — 舞台に幽霊として立つ男・小平次と妻・お塚の狂気が交錯する、視線と執着の江戸怪談。(出典:KADOKAWA公式)

2004年(第17回)

『邂逅の森』(熊谷達也) — 秋田のマタギ・富治が自然と人の業に向き合う。自然の猛威と人間の誇りを描く壮大な叙事詩。(出典:文藝春秋公式)

2005年(第18回)

『明日の記憶』(荻原浩) — 若年性アルツハイマーを宣告された男と家族が過ごす日々を、静かに温かく見つめる感動作。(出典:新潮社公式)

『君たちに明日はない』(垣根涼介) — リストラ請負人・真介が人間の尊厳と働く意味を見つめる連作ヒューマンドラマ。(出典:Amazon)

2006年(第19回)

『安徳天皇漂海記』(宇月原晴明) — 滅びの帝をめぐる伝承と幻想、実朝とマルコ・ポーロの視線が交わる歴史伝奇ロマン。(出典:中公文庫公式)

2007年(第20回)

『中庭の出来事』(恩田陸) — 舞台と現実が溶け合うホテルで起きた死。虚構と真実の境界を問うメタ・ミステリ。(出典:講談社公式)

『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦) — 黒髪の乙女を追う先輩が、京都の夜の奇想天外な世界を駆け抜ける恋愛幻想譚。(出典:KADOKAWA公式)

2008年(第21回)

『果断 隠蔽捜査2』(今野敏) — 理念を曲げない竜崎署長が、立てこもり事件に挑む信念の警察小説。(出典:新潮社公式)

『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎) — 首相暗殺の濡れ衣を着せられた青年が逃げる。友情と音楽が響く逃走劇。(出典:新潮社公式)

2009年(第22回)

『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』(白石一文) — 絶望と希望のあわいで人間の愛と赦しを問う、深い内省の長編。(出典:新潮社公式)

2010年(第23回)

『後悔と真実の色』(貫井徳郎) — 若い女性の指を狙う連続事件と捜査の暴走、憎悪の果てを見据える社会派ミステリ。(出典:幻冬舎公式/Amazon)

『光媒の花』(道尾秀介) — ある出来事が媒介となって人々の過去と現在がつながる、余韻深い連作ミステリ。(出典:集英社文庫公式/Amazon)

2011年(第24回)

『ふがいない僕は空を見た』(窪美澄) — 交錯する家族と若者の孤独、性と生の痛みの先に見える微かな希望を描く。(出典:新潮文庫公式/映画公式)

2012年(第25回)

『楽園のカンヴァス』(原田マハ) — ルソーの名画をめぐる古書の謎解き。美術の知と記憶が交差するアート×ミステリ。(出典:新潮社公式/Amazon)

2013年(第26回)

『残穢』(小野不由美) — 住まいの“軋み”から辿る怪異の系譜。記録文学的筆致で恐怖の連鎖を追う長編。(出典:新潮文庫公式/講談社文庫案内)

2014年(第27回)

『満願』(米澤穂信) — 願いの影を映す六編が、最後の一行で世界を反転させる緻密な短篇ミステリ。(出典:新潮文庫公式/Amazon)

2015年(第28回)

『ナイルパーチの女子会』(柚木麻子) — 料理会で出会う女性たちの承認欲求と孤独。関係が軋む瞬間を鮮やかに描く。(出典:文春文庫公式/講談社書誌)

2016年(第29回)

『ユートピア』(湊かなえ) — 小さな町の善意がきしむとき、理想は歪む。救済と祈りを問う社会派ミステリ。(出典:集英社文庫公式/Amazon)

2017年(第30回)

『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子) — 深夜ラジオに救われた青年が、罪と再生に向き合う。優しさに満ちた青春小説。(出典:幻冬舎文庫公式/講談社単行本)

2018年(第31回)

『ゲームの王国(上下)』(小川哲) — 戦史と仮想現実が交錯し、国家と個人の運命を問う圧巻のスケールの物語。(出典:早川書房公式/Amazon)

2019年(第32回)

『平場の月』(朝倉かすみ) — 再会した男女の静かな恋と生活の体温。ささやかな時間の揺らぎを見つめる。(出典:光文社公式/文春文庫案内)

2020年(第33回)

『ザ・ロイヤルファミリー』(早見和真) — 野球一家の血脈と宿命。崩れない家族の物語を熱量たっぷりに描く長編。(出典:新潮社公式/KADOKAWA文庫案内)

2021年(第34回)

『テスカトリポカ』(佐藤究) — カルテルの暴力が日本に触れたとき、正義と狂気の境界が崩れ落ちる衝撃作。(出典:KADOKAWA公式/Amazon)

2022年(第35回)

『黛家の兄弟』(砂原浩太朗) — 戦後の「家」と名に縛られた兄弟の義と情。時代の光芒がにじむ正統時代小説。(出典:講談社公式/集英社文庫案内)

2023年(第36回)

『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子) — 江戸の芝居町で渦巻く復讐と機略。義と情の交錯を鮮やかに描く時代小説。(出典:新潮社公式/Amazon)

2024年(第37回)

『地雷グリコ』(青崎有吾) — “遊び”の仕掛けが炸裂する事件劇。軽妙な会話と大胆なトリックが躍る。(出典:講談社公式/Amazon)

2025年(第38回)

『女の国会』(新川帆立) — 女性議員を中心に政治の裏側と理想を描く、現代の権力と倫理を問う長編。(出典:出版社公式/Amazon)

※受賞作データの一次情報:新潮社「山本周五郎賞 過去の受賞作品」。紹介文はAmazon「内容紹介」優先、なければ出版社公式の紹介を要約して作成しています。

よくある質問(FAQ)

山本周五郎賞と直木賞の違いは?

山本周五郎賞は「物語性に優れた新作小説」に贈られ、直木賞は大衆文学の中から話題性・完成度の高い作品が選ばれる傾向です。読み口の違いで選ぶと良いでしょう。

各作品のより詳しいあらすじはどこで読めますか?

本ページの各リンク先から販売ページに移動し、Amazonの「内容紹介」や出版社公式の書誌ページをご参照ください。

最新回の発表はいつ頃ですか?

例年5〜6月頃に発表されます。主催元の公式発表をご確認ください。