教師の仕事効率化への道!【エッセンシャル思考】トレードオフの時に

教師の仕事効率化について

近年、教師の業務量の多さがブラック化していると言われるようになりました。

あなたの学校ではどうですか?

教師に限らずですが、仕事効率化、業務の減量化についてはさまざまなところで議論されていますし、関連する情報はネットや書籍でいくらでも得ることができます。

私が教師時代に心がけていた思考法について紹介します。

エッセンシャル思考

数年前にベストセラーとなった『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』という本があります。

この本では、タイトルにあるように、最小の時間で成果を最大にするための思考法が紹介されています。

Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

本書で紹介するエッセンシャル思考は、
単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。

本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。

エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。

そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、
時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。

なんとも興味をそそられる文章ですね。私はそそられて購入しました 笑

トレードオフ

この本に、トレードオフが必要な状況での思考法について書かれていましたので紹介します。

トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことです。

トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求めらます。

さて、『エッセンシャル思考』の本文より抜粋しますと、

非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。

だたエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。

これはタフな問いであると同時に、より大きな自由につながる問いだ。

両方やる方がいいように思うが……

「どうすれば両方できるか?」

または、

「どの問題を引き受けるか?」

私はたいていの場合「どうすれば両方できるか?」と考えていました。非エッセンシャル思考の持ち主だったのですね。

時間的にも体力的にも両方やり遂げるのは無理に思えるような状況であっても、なんとか工夫をして、そして少し無理をしてでも両方をやり遂げてきました。

そして、そんな強い自分に満足していました。

しかし、この考え方に出会ってから、自分の働き方・考え方を振り返ってみました。

慢性的な忙しさと、すでに自覚症状が出るくらいまで増大していたストレスの原因は、自分が工夫して多くの仕事をやり遂げていたせいかもしれないと気づきました。

そしてもうひとつ、重大なことに気づきました。

やり遂げたと感じていただけで、その仕事の精度は低いものであった可能性に行き当たりました。

それからしばらく、自分自身の働き方と自分の周りを観察してみて、

本当にいい仕事をするならば、必要以上に無理をしてすべてをやるという方法が良くない場合が多いということに気づきました。

自分がトレードオフから逃げていたということがわかりました。責任感という言葉を隠れ蓑にして、他人にも自分にもやっているフリをしながら自己満足を味わっていたのです。

教師の仕事が多い、勤務時間内に帰れない、休日出勤をしなくてはならない……

これらの原因のひとつが、トレードオフが必要な場面でそれを避けて両方の仕事をやることにあると思います。

すべてやることが大事だ、そういう教師が素晴らしい、という思い込みと、『生徒のために』なることはやらなくてはならない、という思い込み。

一日少しずつ無理することで、疲労もストレスも少しずつ溜まっていくのではないでしょうか。

また、自分だけならまだしも、家族にもその影響が及ぶとしたら問題です。

自分の健康と、自分の時間と、家族の時間と、家族との関係・・・それらを犠牲にしてしまうような人間は、生徒の目から見ても魅力的には映らないでしょう。

非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だたエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。これはタフな問いであると同時に、より大きな自由につながる問いだ。

私はこの思考法を知り、実践し始めてから仕事が楽になりました。

選んだ仕事に責任をもって力を注ぎ、自分の余力を残し、さらに他の問題に取り組んでいく。そのほうが結局は良い仕事ができるのだと思います。

最後にもうひとつ、この本から紹介します。

「何をあきらめなくてはならないか?」と問うかわりに、「何に全力を注ごうか?」と考える。

是非あなたも、自分の仕事の仕方を振り返ってみてください。

そしてもしこの思考法を試してみようと感じたならば、今すぐ実行です。

やってダメなら元に戻せば済むことですので。たいしてリスクはありません。

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