忙しい教師の仕事効率化について【エッセンシャル思考を生かす】

教師の仕事効率化について

教師の仕事量が多すぎる。定時を過ぎても帰れない。

土日も部活動で出勤しなければならない。

近年、教師の業務量の多さがブラック化していると言われるようになりました。

あなたの学校ではどうですか?

教師に限らずですが、仕事効率化、業務の減量化についてはさまざまなところで議論されていますし、関連する情報はネットや書籍でいくらでも得ることができます。

私が教師時代に心がけていた思考法について紹介します。

エッセンシャル思考

数年前にベストセラーとなった『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』という本があります。

この本では、タイトルにあるように、最小の時間で成果を最大にするための思考法が紹介されています。

この記事では、この本の中で私の心に特に刺さった部分を紹介します。もっと詳しく知りたい方はこの本を読んでみてください。

さて、Amazonの商品紹介ページにはつぎのように記されています。

Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

本書で紹介するエッセンシャル思考は、
単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。

本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。

エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」

そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、
時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。

なんとも興味をそそられる文章ですね。私はそそられて購入しました 笑

さて、この本に次のようなことが書かれていました。

気体が空間を満たすように、仕事は与えられた時間いっぱいに広がっていく性質がある。さぼっているわけではないのに、なぜか期日まで終わらないのだ。

私は「おぉ、たしかに!それあるある~~」と思いました。あなたもそう思いませんか?

メンタリストDaiGoの本『自分を操る超集中力』によると、これはパーキンソンの法則というらしいです。

これはいろんな”仕事”をするうえでよく起りうる現象だと思います。人の習性ってやつかもしれませんね。

では、このことが起こっている具体例と、このことを利用して仕事を効率化する具体例を挙げます。

ただし、時間をどのように使うかは完全にあなたの自由ですので、私の提案は参考程度に軽く聞いてくださいね。

教師の仕事での具体例

教師の場合ですと授業中には事務仕事はできませんから、どうしても細切れの時間内に様々な仕事をこなしている人が多いと思います。

例えばあなたに30分間の時間があるとして、その間に何かの仕事に取り掛かって、なんとか時間内に仕上げたとします。すると、

「ふぅ~、なんとかできた!」と満足感にひたることができます。

それで何も悪いことはないのですが、その仕事は、もし時間が20分間しかなくても仕上げられた仕事かもしれません。

あたなは頑張ったけれども、本来なら20分間で終えられる仕事のためにプラス10分間も時間を使ってしまったのかもしれないのです。

別にいいでしょ10分くらい、そこまで厳密に時間管理してたら逆に疲れてしまうわ、

というような声も聞こえてきそうなので、もう少し別のシチュエーションで考えてみます。

具体例②残業のやり方

放課後はどうでしょうか?中学校や高校の教師の方なら部活動がありますので、部活動が終わってからの時間と考えてください。

あなたは職員室にいます。決められた退勤時刻はもう過ぎてしまいました。しかし、どうしても今日中にやらなくてはならない仕事があります。

本来、この時点で何かがうまくいっていません(あなたが悪いというわけではなく、仕事量の方に問題があるかもしれません)。

決められた退勤時刻を過ぎても仕事が終わっていないということをまず見直す必要がありますが、その話は別の記事でしたいと思います。

まあとにかく、あなたにはやらなくてはならない仕事があります。

あなたの気持ちは「よーし!頑張るぞぉー」なのかもしれませんし、「うわぁ、めんどくさいなぁ」なのかもしれません。

いずれにしても、あなたは仕事に取りかかりました。

さてここで、その仕事を終わらせることに関してあなたはどのように考えるのか、それがポイントです。

「仕事を終わらせることに関して考えること?そんなのないよ。ただ早く終わらせるだけ。」多くの人はこう答えるでしょう。

あるいは、「早く終えることよりも質を優先させたい。時間がいくらかかっても丁寧にやり遂げたい」と考える人もいるかもしれません。

私がここで取り上げたいのは、誰もが無意識的にどちらかを選択している次のふたつの考え方です。

①この仕事が終わったら帰る

②帰る時間(◯時)までにこの仕事を終わらせる

いかがですか?

この違いがわかってもらえますか?

①は期限を決めず、②は期限を決めています。

①は仕事が終わるときが帰るときです。

②は具体的に8時とか9時とかいう帰る時間=期限を決めています。

私の経験上、①のように期限を決めずに仕事に取りかかる人が多いと思います。

あなたはどちらが多いですか?

期限まで仕事を膨張させてみる

先ほどのエッセンシャル思考の、期限いっぱいまで仕事は広がるということに照らし合わせて考えてみましょう。

①の場合はそもそも期限を決めてないわけですが、実際には自分の集中力が切れて疲労の限界が来るあたりが期限になってしまいます。

すると無意識のうちに、疲れ果てて体力の限界が来るあたりに仕事の完成を合わせてしまい、帰宅時刻が遅くなるとともに疲労をため込むことになります。

②の場合は自分で期限を決めていますので、ちょうどその期限くらいに仕事が完成するようなペースで仕事が進みます。

どちらのほうが健康的でしょうか?これは言うまでもなく②の場合ですね。

しかし、ここでひとつの疑問が浮かびます。

「②のように期限を決めて短時間で取り組んだ仕事は、完成度が低いのではないか?」という疑問です。

私もまったく同じ仕事をこの2つのやり方でやって比較したことはありませんし、私の経験上の話なのでどこまで信頼できるかわかりませんが、

期限を決めて短時間で終わらせた仕事も、とにかく終わるまで頑張った仕事も、その仕上がりに大差はありません。

仮に完成度に違いがあるとしても、すべての仕事に自分が納得するだけの時間をかけることはできません。というより、私たちは普段からそんなことはしていません。

じっくりと納得するまでやったつもりの仕事でも、結局はどこかで完成点を見出して自分で終わらせているのです。

ですから、たとえ仕事の完成度が80%になってしまったとしても、自分の時間や体力には限りがあるのですから、仕事は長い目で見て戦略的に取り組むべきだと思います。

今日の仕事を100%にすることにこだわり、疲労を蓄積させてしまって翌日の仕事が50%になるよりは、

体力と時間とをうまくコントロールして、今日も80%、翌日も80%の方がよくないですか?

ということで、やはりある程度のところに期限を設けて仕事をするのがいいと思うのです。

その期限をどこにするのかは、あなたの経験をもとにして、そのときの体調や仕事の重要性などを考慮して決めていけばいいと思います。

あなたが、より満足感をもって、より効率的に仕事に取り組めますように。

この記事で紹介した本!

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