本屋大賞は、全国の書店員が「いちばん！売りたい本」を選ぶ文学賞です。以下は本屋大賞公式サイトに基づく2004〜2025年の大賞受賞作一覧です。
2004年（第1回）
博士の愛した数式（小川洋子／新潮社）
80分しか記憶がもたない博士と母子の温かな日々。（出典：新潮社／Amazon）
2005年（第2回）
夜のピクニック（恩田陸／新潮社）
夜通し歩く行事で友情と秘密が交錯する青春譚。（出典：新潮社／Amazon）
2006年（第3回）
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン（リリー・フランキー／扶桑社）
母と子の絆をユーモアと切なさで綴る自伝的小説。（出典：扶桑社／Amazon）
2007年（第4回）
一瞬の風になれ（佐藤多佳子／講談社）
陸上に懸ける高校生たちの疾走と友情の物語。（出典：講談社／Amazon）
2008年（第5回）
ゴールデンスランバー（伊坂幸太郎／新潮社）
濡れ衣を着せられた男の逃走劇と旧友の絆。（出典：新潮社／Amazon）
2009年（第6回）
告白（湊かなえ／双葉社）
教師の告白が連鎖し、真相に迫る社会派サスペンス。（出典：双葉社／Amazon）
2010年（第7回）
天地明察（冲方丁／角川書店）
江戸で日本独自の暦作りに挑む知と情熱の記録。（出典：KADOKAWA／Amazon）
2011年（第8回）
謎解きはディナーのあとで（東川篤哉／小学館）
毒舌執事と令嬢刑事の軽妙な本格ミステリ。（出典：小学館／Amazon）
2012年（第9回）
舟を編む（三浦しをん／光文社）
辞書をつくる人々の仕事と情熱を描く感動作。（出典：光文社／Amazon）
2013年（第10回）
海賊とよばれた男（百田尚樹／講談社）
戦後の荒波で石油事業に挑む信念の群像劇。（出典：講談社／Amazon）
2014年（第11回）
村上海賊の娘（和田竜／新潮社）
戦国の海で誇りを懸ける“海の民”の活躍。（出典：新潮社／Amazon）
2015年（第12回）
鹿の王（上橋菜穂子／KADOKAWA）
謎の病と権謀に抗う父と医師の壮大な冒険譚。（出典：KADOKAWA／Amazon）
2016年（第13回）
羊と鋼の森（宮下奈都／文藝春秋）
調律に魅せられた青年が耳を育てる成長物語。（出典：文藝春秋／Amazon）
2017年（第14回）
蜜蜂と遠雷（恩田陸／幻冬舎）
国際ピアノコンクールで才能が激突する群像劇。（出典：幻冬舎／Amazon）
2018年（第15回）
かがみの孤城（辻村深月／ポプラ社）
不思議な城でつながる子どもたちの再生の物語。（出典：ポプラ社／Amazon）
2019年（第16回）
そして、バトンは渡された（瀬尾まいこ／文藝春秋）
変わる家族の中で受け継がれる愛のかたち。（出典：文藝春秋／Amazon）
2020年（第17回）
流浪の月（凪良ゆう／東京創元社）
“正しさ”からこぼれた二人が再会し過去と向き合う。（出典：東京創元社／Amazon）
2021年（第18回）
52ヘルツのクジラたち（町田そのこ／中央公論新社）
孤独な“声”に寄り添う出会いが希望を灯す。（出典：中央公論新社／Amazon）
2022年（第19回）
同志少女よ、敵を撃て（逢坂冬馬／早川書房）
戦場に立つ狙撃兵の少女が信念と復讐の間で揺れる。（出典：早川書房／Amazon）
2023年（第20回）
汝、星のごとく（凪良ゆう／講談社）
瀬戸内の島で出会った二人の歳月と愛のかたち。（出典：講談社／Amazon）
2024年（第21回）
成瀬は天下を取りにいく（宮島未奈／新潮社）
“やってみる”で世界を少しずつ変える中学生の夏。（出典：新潮社／Amazon）
2025年（第22回）
カフネ（阿部暁子／講談社）
弟を亡くした姉が「食」を通じて人と結び直す。（出典：講談社／Amazon）
