千葉県生まれ。東京大学大学院博士課程退学後、2015年『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞してデビュー。以降、SF・歴史・ミステリを横断する題材で活躍。『ゲームの王国』で日本SF大賞・山本周五郎賞を受賞、『地図と拳』で直木賞受賞、『君のクイズ』で推理作家協会賞受賞など多数の評価を得る。
(以下、人気順を基準に並べています)
- ゲームの王国 上・下(2017年)
- 出版社/レーベル:ハヤカワ文庫JA(早川書房)|関連キーワード:歴史小説、世界史、幻想戦記
- 砲声と記憶が交錯する1975年カンボジアで、二人は邂逅する。
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- 地図と拳 上・下(2022年)
- 出版社/レーベル:集英社(文庫版もあり)|関連キーワード:歴史小説、時代劇、群像劇
- 激動の時代を生きる拳と国家観の交錯する男たち。
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- 君のクイズ(2022年)
- 出版社/レーベル:朝日新聞出版(文庫化済)|関連キーワード:クイズ小説、知識バトル、ミステリ
- 問題が一文字も読まれずに正解された決勝戦から、謎は始まる。
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- 嘘と正典(2019年)
- 出版社/レーベル:ハヤカワ文庫JA(早川書房)|関連キーワード:短篇集、虚構論、近代文学
- 真実と虚構が交錯する、六つの短篇からなる知の饗宴。
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- ユートロニカのこちら側(2015年)
- 出版社/レーベル:ハヤカワ文庫JA(早川書房)|関連キーワード:SF、ディストピア、情報社会
- 情報提供と引き換えに生活を保証される都市、幻想と闇が交錯する実験都市。
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- 君が手にするはずだった黄金について(2023年)
- 出版社/レーベル:新潮社(連作短篇集)|関連キーワード:短篇、承認欲求、虚実論
- 承認欲求に囚われた作家としての「僕」が交わる虚と実の物語。
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- 言語化するための小説思考(2025年)
- 出版社/レーベル:講談社|関連キーワード:作家ノウハウ、小説思考、書き方
- 脳内の思考をどのように言語化し、小説へと昇華させるかを解き明かす。
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[よくある質問(FAQ)]
Q1. 小川哲の作品を初めて読むなら、どれから始めるのがおすすめですか?
A1. 初めて読むなら、社会派要素とエンタメ性を兼ね備えた『君のクイズ』が最適です。短めの文量でテンポがよく、作家の思考やテーマ性を理解しやすい構成です。
Q2. 『地図と拳』はどんな読者に向いていますか?
A2. 歴史小説や群像劇が好きな読者におすすめです。近代の激動期を背景に、登場人物の信念と国家の行方が重なり合う重厚な物語構成となっています。
Q3. 『ゲームの王国』と他の作品の違いは何ですか?
A3. 『ゲームの王国』は国境や戦争をテーマにした壮大なスケールの物語で、他の作品よりも思想的・哲学的な深みが強い点が特徴です。歴史的背景を重視する読者に人気です。

